VAIOノート SX14のNVMe SSD換装とクローンのあと工場出荷時にリカバリー

2020/05/23[公開]

sx14-1

 VAIOの14インチモバイルノート SX14 を2台(モデル型番:VJS142C12N、VJS141C12N)まとめて大容量SSDに換装とクローン作業をご依頼いただきました。

 現在はSSD換装とクローン作業は訪問作業だけではなく宅配便対応も行っています。

スポンサーリンク

用意した部品

 今回はSSDはお客様ご用意のもので作業しました。

 新型のVJS142C12Nのほうは、2TBのNVMe M.2 SSD

 一世代前のVJS141C12Nのほうは、1TBのNVMe M.2 SSD

 NVMe SSDを外付けUSBにするアダプターもだいぶ製品が豊富になってきました。作業時間短縮のために今回はこちらのUSBアダプターを用意しました。

 2TBのSSDは両面にチップが搭載されているダブルサイドの厚さなので、ネジ止めするときにスペーサーをかませないと歪んでしまいます。

クローン作業

 今回は先に換装するSSDのクローニング作業を行いました。というのも2台の内蔵SSDがNVMeとSATAとタイプが別々なので、用意したUSBアダプターがNVMe専用だとSATA m.2 SSDを外付けにできないという理由です。

 内蔵SSDからType-CのUSB3.1につないだNVMe SSDにクローンなので早いです。ほぼ未使用の状態でCドライブのデータ量が16GBと少ないのもありますが、クローン時間は4分30秒でした。

 私がいつも使う EaseUS TodoBackupのブータブルディスクでクローンを行う手順は過去記事を参照してください。

分解手順

 裏返して見える19本のネジを全部外します。手前6本は短いネジ、残り13本は少し長いネジです。戻すときに混同しないように注意です。

裏のネジ19本を外す
裏のネジ19本を外す

 キーボード側に向きを戻して、前面パネル全体を外します。ここが一番の難所です。

 最近はテレフォンカードを使うのがお気に入りです。最初の隙間にスッと入れやすいですし、カードをペコペコと曲げながら力を加えるといい具合に裏のツメが外れてくれます。さらに固い箇所があったら、開腹ツールをカードに沿って滑らせる感じで入れていくと丁度いい力加減で開けていけます。

 ぐるっと一周、慎重にツメを外しながら開けていきます。

テレフォンカードが便利
テレフォンカードが便利
固いところは開腹ツールを入れる
固いところは開腹ツールを入れる

 前面パネルを持ち上げますが、コネクターがつながっているので慎重に持ち上げます。コネクターがつながっている反対側から黒いストッパーを90度縦に持ち上げるとコネクターケーブルが外れます。これで全面パネルを完全に分離することができます。

キーボードからつながっているコネクターケーブルを外す
キーボードからつながっているコネクターケーブルを外す

 SSDを取り外す前に、念のためバッテリーを外しておいたほうが安全です。

 ネジを4本外してバッテリーごと取り外します。

バッテリーを外します
バッテリーを外します

 ようやくm.2のSSDを取り外せます。SSDはネジを一本外して斜め上に持ち上げて取り外します。

m.2のSSDを取り外します
m.2のSSDを取り外します

 搭載されていたSSDは、新型のVJS142C12Nはm.2 NMVe MZVLB256HBHQ 256GB、旧型のVJS142C12Nはm.2 SATA MZNLN128HAHQ 128GB でした。

MZVLB256HBHQ 256GB
MZVLB256HBHQ 256GB
MZNLN128HAHQ 128GB
MZNLN128HAHQ 128GB

 2TBのSSDがダブルサイドにチップが搭載されているので、スペーサーをかませてネジを止めています。少し斜めになって固定されています。

2TBはネジにスペーサーが必要でした
2TBはネジにスペーサーが必要でした

 あとは全てを元に戻してSSDの換装作業は完了です。

SATA⇒NVMeクローン成功

 SATA⇒NVMeのクローンは以前Lenovoの時に苦労(過去記事)したので、今回もどうかなと思っていましたが以外にも何事もなくクローンしたWindows10が立ち上がりました。NVMe⇒NVMeも当然ですが問題なくクローン成功です。

 拍子抜けでしたが、TodoBackup(バージョン12.0)が対応したのか、Windows10 Homeエディションだったからか、セキュリティチップの違いなのか、ほぼ未使用に近い初期状態のWindowsだったからなのか、何が良かったのかは不明です。

VAIOレスキューモードからリカバリーできるようにする

 クローンしたことによる細かい問題点ですが、F3キーを押しながら電源を入れると出てくる「VAIOレスキューモード」から「トラブルシューティング(リカバリー)を開始」を行うとエラーが出てリカバリーが行えません。

VAIOレスキューモード

 これは、クローンするとWindows REイメージの場所の再登録が必要になる場合があるためです。今回は2台ともこちらの過去記事の通りにreagentc.exe コマンドで再登録することで、VAIOレスキューモードから工場出荷時状態にリカバリーができるようになりました。

作業完了

 ご希望が工場出荷時状態で納品だったので、最後にVAIOレスキューモードからリカバリーを行って作業完了です。リカバリー前にCrystalDiskMarkのテストを行いました。

2TB SSDのCrystalDiskMark7.0.0の結果
2TB SSDのCrystalDiskMark7.0.0の結果
1TB SSDのCrystalDiskMark7.0.0の結果
1TB SSDのCrystalDiskMark7.0.0の結果

スポンサーリンク

“VAIOノート SX14のNVMe SSD換装とクローンのあと工場出荷時にリカバリー” への1件の返信

  1. 同じくSX14のSSD換装作業を行った者です。
    別のクローン作成ソフトだとエラーが出て起動できなかったのですが、
    本サイトで紹介されていたこのソフトでクローンを作成するとキッチリ起動できました!
    大変参考になりました、ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です