アップグレード未実施Windows7と8を Fall Creators UpdateでWindows10にしてみる

2017/11/05[公開] 2017/11/07[最終更新]

 Fall Creators Updateのインストールメディアを利用して、Windows10への無償アップグレード期間中に“一度もアップグレードを実施していない”Windows7搭載PCでアップグレードインストールをテストしてみました。

 結論から言うと、Fall Creators Updateでもライセンス認証されてアップグレードに成功しました。ただし今回の機種では、クリーンインストール後に7のプロダクトキー入力ではライセンス認証が通らないパターンでした。初回のアップグレードは、7や8.1が稼働している状態から10にアップグレードを実施したほうが確実に成功します。

まだWindows10インストール履歴のない7PCをCreators Updateでアップグレード

 こちらの前回テストしたときの記事では、一度もアップグレードしていないことを証明するため先にクリーンインストールしていますが、この方法しか成功しないかのように勘違いされた方もいたかもしれないので、今回のテストに使った機種はちょうど都合がよかったです。

 手持ちの対象PCはすべて一度はWindows10にアップグレード済みなので、未アップグレードPCを用意するのも大変です。

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新規インストールで認証できず

 今回用意できたPCは、富士通のデスクトップESPRIMO DH700/BN(型番:FMVD70BNS7)です。購入時にWindows7 Home Premium SP1搭載のまま、2016年7末までの無償アップグレードキャンペーン中にWindows10にすることなく利用されていたPCです。馴染みのお客様のところで廃棄寸前のところを譲り受けました。

 HDDが壊れていたので入れ替えたあと、Fall Creators Updateのインストールメディアを使ってプロダクトキーを入力せずにWindows10 Homeのクリーンインストールをして、ライセンス認証されていない状態から、PCの筐体に張り付けてあるWindows7 Home Premiumのプロダクトキーを入力してライセンス認証しようとしても「このプロダクトキーではWindowsのライセンス認証を行うことができません。」と出て認証に失敗しました。

Windows7でも電話認証が必要だった

 このPCのリカバリーディスクを使わずに、Windows7のOEM版インストールディスクから、Windows7 Home Premiumを筐体貼付のプロダクトキーでクリーンインストールしてみたところ、Windows7でもインターネットでのライセンス認証は通らずに、電話でのライセンス認証が必要でした。これが原因だったのかもしれません。

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windows7でも電話でのライセンス認証が必要だった
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ライセンス認証ができた状態にする

Windows7を起動させてからアップグレード

 ライセンス認証済みのWindows7を起動させた状態から、Fall Creators Updateのインストールメディアをセットして、メディアの中を開いてSetup.exe を実行してWindows10のアップグレードを実行しました。

 アップグレード後、インターネットに接続した状態で スタート 設定 更新とセキュリティライセンス認証 を開いてライセンス認証が通っているのを確認しました。

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今度は、windows10のライセンス認証された

Windows 8 の場合は

 Creators Update以降、Widows8のプロダクトキーはWindows10のライセンス認証用のプロダクトキーとして受け付けなくなりました。UEFIにWindows8のデジタルプロダクトキーが内蔵されている機種は、Windows10のクリーンインストール時にプロダクトキー入力画面が出るようになっています。

 ただし、Windows8を8.1にアップデートすればWindows10のアップグレードが可能になります。中古PCを購入時などWindows8に戻っている場合は、直接Windows10にアップグレードはできませんが、先にWindows8.1にアップデートしてからアップグレードすることでWindows10にできます。

 ただし、過去にWindows10にしたことがある場合は、直接Windows10をインストールすることが可能です。

普通にアップグレードすればよし

 ややこしい話をしてきましたが、正規のWindows7か8.1が稼働している状態ならばFall Creators Updateのインストールメディアをセットしてアップグレードすれば良いのです。

 なぜ、無償アップグレードキャンペーン終了後もいつまでもアップグレードできるのか、最後に私の勝手な考えを述べますと、世の中に存在するほぼ全てのWindows7と8と8.1のPCは、過去の無償アップグレード期間中にアップグレード対象PCだったはずです。過去の強引なアップグレード施策ですべての対象PCが一度はWindows10にアップグレードしたはずだと考えれば、この現象は納得できます。

(追記)2017年12月末までの可能性あり

 コメントで教えて頂きましたが、支援技術をご利用のお客様は無償で Windows 10 にアップグレードすることができる施策が2017年12月31日で終了するらしいです。

 この記事では、この施策をまったく関知することなく、専用アップグレードツールも使わずに、一般向けのFall Creators Updateのインストールメディアを利用してアップグレードしているので、この施策が関係あるかどうかは私にはわかりません。

 マイクロソフトのこの施策の英語ページが更新されて、FAQの回答に2017年12月31日までの有効期限と明記されています。(日本語ページはまだ期限未定のままでした。)

https://www.microsoft.com/en-us/accessibility/windows10upgrade

 

(参考ページ)マイナビニュース パソコン

http://news.mynavi.jp/articles/2017/11/06/windows10report/

 

 もし、2020年ぎりぎりに初アップグレードすればいいかなと考えていた方は、今年中に一度はアップグレードしておいたほうが良いかもしれません。

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“アップグレード未実施Windows7と8を Fall Creators UpdateでWindows10にしてみる” への2件の返信

    1. コメントありがとうございます。
      支援技術をご利用のお客様向けアップグレードが2017年12月末で終了するなら、いよいよ終わりの可能性が高いですね。
      記事内容に追記させていただきます。情報ありがとうございました。

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