【Windows8.1】PCのリフレッシュを実行するのは慎重に

2015/07/07[公開] 2015/07/19[最終更新]

 windows8以降にOSの機能として搭載された「PCのリフレッシュ」ですが、電話サポートやリモートサポートで勧められるまま実行してしまって、思いがけず初期化(リカバリー)に近い状態に戻ってしまって困ったというケースが多いです。

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OSの上書きインストールに近い

 PCのリフレッシュは、windows7以前ではOSの上書きインストールと言われていたことに近い作業になります。それに個人データの保存先であるユーザーフォルダーのデータだけは消さずに元の場所に戻してくれるのです。

リカバリー(購入時状態に戻す)ユーザーフォルダーの復元

 パソコンに詳しい方ならこれでピンときますが、普通の方はこれだけでは何が起こるのかわからないですね。

メーカー製PCでも上書きインストールが可能に

 windows7以前のOSで上書きインストールを実行するには、マイクロソフトのwindowsインストールディスクが必要でした。この上書きインストールを実行すれば、リカバリーのように個人データ全消去ではなく、ユーザーフォルダーの中身だけはwindows.oldというフォルダーに退避してOS再インストールが可能だったのです。

 国内メーカーのパソコンには、メーカー独自のリカバリープログラムが添付されているため、この上書きインストールは実行できませんでした。自作PCやショップ系PCと海外メーカーの一部だけが実行できるトラブル時の対処方法だったのです。

 それがwindows8以降では、メーカー製PCでもPCのリフレッシュで以前の上書きインストールと同じ作業が実行できるようになったのです。

簡単なトラブルシューティングと勘違いされやすい

 データが消えずに助かる以外は、購入時に戻すリカバリーと同等と思っておかないと痛い目をみる場合もあります。PCリフレッシュの説明文を読んでも、なんだか簡単にPCのトラブルを解消してくれそうなことが書いてあります。

お使いのPCの動作が不安定な場合は、Windowsをリフレッシュしてみてください。写真、音楽、ビデオなどの個人的なファイルには影響はありません。リフレッシュを実行するとデスクトップアプリは削除されるため、再インストールが必要です。

引用:windows8.1上の説明文

 たしかにトラブルの解消には効果的に間違いはありません。リカバリーと同等のことを実行するのですから。

PCリフレッシュ後に必要な作業

 このPCのリフレッシュを実行する前に覚悟しておかないといけない、リフレッシュ後に実施する必要があると考えられる作業を書き出してみました。

  • Officeのセットアップ
  • インターネット接続設定
  • メールソフトのアカウント設定
  • プリンターなど周辺機器設定
  • セキュリティソフトのインストールと設定
  • 追加でインストールしたアプリケーションの再インストール
  • windows8に戻った場合は、8.1updateのインストール
  • windowsアップデートの重要な項目(約200個)

  パソコン購入後、いろいろ設定したこと全部やり直しという感じですね。

リフレッシュを非推奨にしている場合も

 このリフレッシュを実行して、新たなトラブルが発生する場合もあります。私が目撃したのは、以前記事にしましたキーボードが英語設定になってしまったなどがあります。

 PCメーカーによっては、リフレッシュを実行して不具合が出たというと、メーカー推奨方法でリカバリーを実行し直さないとサポート出来ないと言われる可能性もあります。

リフレッシュは慎重に実行しなくてはなりません

 ということで、PCのリフレッシュはトラブル解決には効果的ですが、ほぼリカバリーと同等と考えておく必要があります。パソコン購入時の設定を、人に依頼して設定してもらったという方は特に慎重に実行していただく必要があります。

  当社でもリフレッシュ後の出張設定希望のご依頼があれば駆けつけていますが、本音を言えばリフレッシュ前にご依頼いただきたいところです。

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