2020年12月のWindowsアップデートでLiveメールが送受信できなくなったPCをみてきた

2020/12/23[公開] 2021/01/09[最終更新]

 2020年12月のWindowsアップデートをインストールした直後から、Windows Liveメールで送受信エラーが発生するようになるPCがあるようです。

 実際にこのトラブルが発生したPCを見てきました。もうとっくにマイクロソフトのサポートが終了しているLiveメールですので、実際のトラブル対応はMicrosoft Outlookなどの別メールソフトに移行する作業をしてきましたが、Liveメールのデータフォルダー退避⇒アカウント削除⇒再インストール⇒アカウント設定⇒データインポートすると、とりあえず復旧できるようです。

(2020/12/27追記) コメントで教えていただきましたが、レジストリー変更で今回の送受信ができなくなるエラーが解消できるようです。私も次回の機会があれば、まずはこちらを試してみます。

(レジストリーに追加するコマンドを記事中に追記しました。)

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Liveメールで送受信エラーの状況

 Windows Liveメールの送受信ができなくなるトラブルです。エラーID:0x800C013Eとでていますが、不明なエラーと出ている通り原因不明です。

送受信エラーの画面

 Windows Updateが始まって再起動してさんざん待たされたあげく発生したトラブルなので、誰が見てもWindowsの更新が原因と推測できる状況です。

 アップデートの履歴を見ますと12/19にバージョン2004の機能更新プログラム(半年に一度のメジャーアップデート)が強制的に入ってきて、12/20に更新プログラムがインストールされていました。

 青い画面で1時間以上待たされたというお客様の話を聞くと、12/19の機能更新プログラムのインストール直後から送受信エラーが発生するようになったようです。

Windows Updateの履歴

レジストリー操作で修復できました

(2020/01/09追記)レジストリーエントリーを追加することで、今回のエラーが解消することをコメントで教えていただき、先日実際に試してみて直ることを確認しました。ただし次回以降のWindows更新プログラムで再発するかどうかは不明です。

Windowsユーザーアカウントが複数ある場合、すべてのユーザーで操作する必要があるので、コマンドプロンプト(またはWindows PowerShell)もしくは「ファイル名を指定して実行」で下記コマンドを一行ずつ(3行分です)実行すると登録できます。

reg add HKCU\SOFTWARE\Microsoft\"Windows Live Mail" /v RecreateFolderIndex /t REG_DWORD /d 1 /reg:32

reg add HKCU\SOFTWARE\Microsoft\"Windows Live Mail" /v RecreateStreamIndex /t REG_DWORD /d 1 /reg:32

reg add HKCU\SOFTWARE\Microsoft\"Windows Live Mail" /v RecreateUIDLIndex /t REG_DWORD /d 1 /reg:32

真っ先にデータフォルダーのバックアップを

 いろいろ設定をいじる前に、Liveメールのデータフォルダーのバックアップを取ることをお勧めします。

 データフォルダーの保存場所は、ユーザーフォルダー内のAppDataという隠しフォルダーにありますので、エクスプローラーのアドレス欄または、ファイル名を指定して実行を開いて下記をコピー&ペーストして開くことができます。(バックアップを取るのはこの一つ上のWindows Live Mailフォルダーをコピペするのが簡単です。)

%userprofile%\AppData\Local\Microsoft\Windows Live Mail

 というのもWindows Liveメールのもともとの仕様で、既存のメールアカウントを削除すると送受信メールのデータすべて丸ごと削除してしまうからです。気軽にアカウントを作り直そうとしたら、データが消失して真っ青になる落とし穴があるソフトです。久しぶりに触れるとこういう所をすっかり忘れていたりするので注意です。

アカウントを削除するときは慎重に

 データのバックアップを取ったあとアカウントを削除してみたのですが、なぜか左ペインにあるアカウントのフォルダーが消えることなく残っていました。アカウントを作りなおす度にアカウントフォルダーが重複して表示されて増え続けるというおかしな挙動になっていました。

Liveメールの完全再インストールで直るようです

 今回私は行わなかったのですが、Liveメールのデータを完全に削除してから再インストールすると復旧するようです。ただの再インストールだとアカウント設定、送受信データなどが元通りになるだけなので、一旦データクリアを行う完全再インストールが必要です。

 ただし、今後のWindows Updateで現象が再発する可能性が残ります。また、サポートが終了したソフトのために改善されたアップデートが来る可能性も無いと思われます。

こちらの手順はコメント欄でいただいた手順をそのまま載せています。

  1. Liveメールフォルダ全体をデスクトップなどにバックアップ
  2. 可能であれば(だいたい大丈夫ですが)メール設定とアドレス帳をエクスポート
  3. Liveメールをアンインストール
  4. 元の場所にあるLiveメールフォルダ自体を削除(この作業が必須なのかが不明)
  5. Liveメールを再インストール
  6. メール設定やアドレス帳をインポート
  7. メールデータをインポート

Liveメールから別メーラーに移行しました

 今回見に行ったPCでは、Microsoft Office搭載だったのでOutlookにメールアカウント設定を行い、メールデータ、連絡先(アドレス帳)、署名などを移行しました。

 使い慣れたLiveメールを使い続けたい気持ちはわかりますが、こんな状況になるようでしたら、Outlookに慣れていただくしかありません。

 LiveメールからMicrosoft Outlookに送受信メールを移行するには、フリーソフトMailstore Homeを使うのが簡単です。(過去記事参照)

 アドレス帳をOutlookの連絡先に移行する際には文字エンコードに注意する必要があります。

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“2020年12月のWindowsアップデートでLiveメールが送受信できなくなったPCをみてきた” への4件の返信

  1. おはようございます。私も12/23にWindowsが更新されたあと、同じエラーでWindows Liveメールの送受信ができなくなってしまいました。このままではAmazonなど通販の利用に支障をきたすため、当面は携帯のメールもしくはGmailを使うことにして、今までのメールデータの破棄も検討していますが、今まで使っていたメールアドレスのパスワードすら忘れてしまった状態なので、復旧には時間がかかりそうです。

    1. 情報ありがとうございます。
      次に同様のトラブルがあったら試してみたいと思います。
      記事に追記させていただきました。

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