USB無し、SDカード無しの古いボイスレコーダー(Sony ICD-B40)に保存している音声録音を、マイク入力端子から音声をファイルとしてパソコンに保存したいという依頼を頂きました。PCはwindows10のデスクトップなので、windows10標準アプリのボイスレコーダーを利用しました。8.1以前ではサウンドレコーダーという名前のアクセサリーソフトの代わりです。
ボイスレコーダーアプリ
ボイスレコーダーは、windows10に標準でインストールされているストアアプリです。windows7や8.1ではアクセサリーにあったサウンドレコーダーが、windows10にはデスクトップに無い代わりに、ストアアプリで提供されています。(windows8.1ではサウンドレコーダーアプリもあり)
起動方法は、cortanaの検索欄に「ボイスレコーダー」と入れるとアイコンが出てきます。
操作は簡単
機能は単純に音声入力から入ってくるサウンドを、ファイルに保存する機能しかないので録音開始ボタンと停止ボタンを押すだけです。 マイク入力端子か、 ライン入力端子にデバイスが接続されていないと、初回の操作は何もできないです。




音声ファイルの保存先
録音された音声ファイルの保存先は、ユーザーライブラリー→ドキュメント→サウンドレコーディングフォルダーの中に保存されています。拡張子.m4aで保存されるので、iTunesやWindows Media Playerなど大抵のソフトで利用できます。
マイク入力よりライン入力端子
今回はデスクトップPCなので、音声を取り込む端子が マイク入力端子と、 ライン入力端子の2つありました。

マイク入力だと、録音中に音が出ないので、何を録音しているか確認できませんでした。(保存されたファイルを再生すると、ちゃんと音は入っている)
ライン入力端子だと、録音中にPCのスピーカーからも録音している音声が出るので、何を録音しているか確認しながら作業ができます。
デスクトップPCの場合は、ライン入力端子に機器を接続したほうが録音作業がしやすいでしょう。ノートPCの場合は、マイク入力しかない機種が一般的と考えられるので、作業しにくいと思われます。再生しながら録音するという、地道で長時間作業になるのでノートPCは避けたほうが良さそうです。