インテルラピッドストレージテクノロジー不要論

2015/05/21[公開] 2015/07/02[最終更新]

 windows7のパソコンで購入時にインテルラピッドストレージテクノロジーがインストールされていても、相性が悪いケースもあるという話です。原因不明でパソコンが遅くて困っているという場合のひとつの可能性の対処方法の記事となります。パソコンの動作が遅いというのは色々な原因が考えられるため、コレで解決というのはありません。ここで紹介する対処方法も可能性のひとつというだけです。リカバリーしても、HDDやSSDを交換しても、何度メーカーに修理に出してもなぜか動作が遅いという、最後の方の手段の一つであることを先に注意しておきます。

 前提としてRAID構成ではない内蔵ストレージが物理的に一つのPCでの話です。

インテルラピットストレージテクノロジー(IRST)

 IRSTとは何かということはサラッと触れずにいきます。SATAのディスクをAHCI対応チップセットで上手い事動かしてくれる技術のことのようです。詳しくはIntel公式サイトをご覧ください。

インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジー (インテル® RST)

http://www.intel.com/p/ja_JP/support/highlights/sftwr-prod/imsm

まずはアップデートして最新にする

 タスクバー右側の通知領域にIRSTのアイコンがある場合、コントロールパネルのプログラムと機能からプログラム名を確認します。

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 IRSTの中でも何種類かあるので、何がインストールされているか調べて確実にメモしておきます。

そこで上記インテルのサイトから、最新バージョンのIRSTの該当最新プログラムをインストールして更新します。

それでも改善しない場合は、削除してみる

 それでもトラブルが改善しない場合は、コントロールパネルのプログラムの追加と削除から、該当IRSTをアンインストールしてしばらく様子をみてみましょう。

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 バージョンによっては、上図のような確認が出て「はい」を押すと、IRSTを削除したあとAHCIモードをIDEに変えろとか、RAIDを切ってIDEに戻せとかの説明テキストを表示してきますが、とりあえず無視して「いいえ」を選んで進んでOKです。

しばらく様子を見る

 しばらく様子を見る必要がありますが、削除したことにより、なにか別な不具合が発生した場合や、とくに改善が見られない場合は、再度インテル公式サイトからダウンロードしたIRSTをインストールし直せばよいのです。

こんな現象が改善するかもしれません

 試せることはすべて試したのに、どうしても改善しないこんなことが改善するかもしれません。

windowsアップデートが異常に時間がかかる

 例えば、現在winodws7のパソコンをリカバリーしたら、その直後にwindowsアップデートが大量にやってきます。

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windows7 sp1にリカバリー後のwindows update

 上図のように221個の重要な更新を入れるのに、パソコンスペックなどにもよりますが、だいたい1時間と見積もっていたら、倍の2時間以上、へたすると6時間かかっても終わらないということが改善されたりします。普通はパソコンの前でwindows updateが終わるまで待つなんて人はいないし、いつもは数個のアップデートが来るだけなので気付かないかもしれませんが、パソコン訪問サポートの仕事をしている私には死活問題なのです。

インターネットブラウジングが遅い

 パソコンでネットを見るのが遅い、クリックして開くまでがワンテンポ遅い、画面の切り替えも待たされる。パソコンのスペックや回線速度を考えると、どうも遅い気がする。というのが改善されたりします。

パソコン全体の動作が遅い

 パソコンスペックを考えて上位機種を買ったはずなのに、なぜか遅い。思ってたよりも起動が遅いと感じる。など、いろいろなパソコンに触れている方が、スペックから比較すると、なんとなく遅いような気がするというのが改善されたりします。

インテルラピット アレルギー

 私は、内蔵ディスクがひとつしか搭載されていない一般的パソコン限定ですが、windows7のOSをリカバリーした直後、タスクバーの通知領域にインテルラピットテクノロジーのアイコンを見つけたら、どの種類かだけメモしておいて即削除します。

 その後、windowsアップデートやサービスパックを入れ終わってから、インテルのサイトから最新版を入れ直せばいいのです。 場合によっては、削除したままの方が幸せになれるかもしれません。そればかりはケースバイケースなので、ここではなんとも言えません。

最後にひとこと

 windows7購入時のインテルラピットストレージテクノロジーのバージョンのまま利用するのだけはオススメできません。メーカーのドライバーアップデートにも載ってこないことも多いのです。

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“インテルラピッドストレージテクノロジー不要論” への4件の返信

  1. たまたまIRSTの項目を見つけて、何だろうと検索してここに来ました。
    TOSHIBAのSSHD (ソリッドステートハイブリッドドライブ)搭載PCで試したら、
    今までの不調が無くなり、爆速になりました。ありがとうございました。

    [PC Information]
    製品名 dynabook R73/38MB
    型番 PR73-38MBXB
    OSバージョン Microsoft Windows 10 Home 10.0.14393
    BIOSバージョン Version 4.60
    CPU Intel(R) Core(TM) i7-4710MQ CPU @ 2.50GHz
    物理メモリ 16384MB RAM
    ハードディスク全容量 3,979,824,222,208 [バイト] 3.620 [TB]
    ハードディスク空き容量 2,738,989,735,936 [バイト] 2550.883 [GB]

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