BitLockerの回復キーが不明のPCでWindows10をクリーンインストール

2018/12/27[公開]

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 BitLockerでロックされている状態でWindowsが立ち上がらないNECノートPCを、データは全消去ですがWindows10のクリーンインストールを行ってパソコンとして使えるようにしました。

 機種名はLAVIE Direct HZ [Hybrid ZERO](型番:PC-GN11S47A7)(NEC商品情報ページ)です。

 詳細はよく分からないのですが、おそらくPCを誰かに譲るためにBitLockerが有効なシステムディスクのままWindowsの回復メニューから「初期状態に戻す」を実行してHomeエディションに戻ってしまってロックがかかったようです。そのロックされた状態でPCを譲り受けたらしいです。

 元のマイクロソフトアカウント不明、USBの回復キーなしのためBitLockerのロック解除でデータ復旧は不可能です。今回はデータ全消去で問題ないので、Windows10 Homeエディションになりましたがクリーンインストールとなりました。

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HDDリカバリーができません

 このBitLockerのロック画面の右下の「このドライブをスキップ」を選んで(この機種ではそこをタップで)Windowsの回復メニューに行けますが、ここで「初期状態に戻す」やトラブルシューティングのどれもドライブがロックされているため実行できません。

 この機種のHDDリカバリー手順である、UEFIメニュー(BIOS)を立ち上げて一番右の Save and Exit タブにあるHDD Recovery を選んでも同じくドライブがロックされていると出て再セットアップが出来ない状態です。

 再セットアップメディア作成ツールで作成したUSBやDVDの再セットアップメディアがあれば良いのですが、それもないのでメーカー再セットアップができません。

クリーンインストールは可能

 外部メディアからWindowsシステムを立ち上げれば、システムディスク(Cドライブ)のフォーマットや領域の削除が可能です。(Windows以外のLinuxなどでは不可)

 マイクロソフトからダウンロードできるWindows10のインストールメディアを利用しました。

ドライブ領域を全消去

 Windows10の新規インストール中にディスクの削除やフォーマットをする場面がありますので、そこでBitLockerで暗号化された領域を消去することができます。

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この画面で削除やフォーマットが可能

Homeエディションになる機種だった

 上記画面で領域を全消去して、インストールをしていくとこの機種(型番:PC-GN11S47A7)はWindows10のHomeエディションになります。

 この型番はベースOSがWindows10 Homeなので、本体に内蔵されているDPK(デジタルプロダクトキー)もHomeエディションのプロダクトキーになるためです。

 ではなぜBitLockerが有効だったかというと、カスタマイズでWindows10 Proを選択していたか、あとからProにアップグレードしたか、別途Enterpriseエディションをインストールしていたかのどれかだったと考えられます。

おそらく

 消去したあとではもう詳細不明ですが、おそらく購入時からProエディションにカスタマイズしていたのだと推測されます。

 セキュリティチップ搭載(この機種はTPMではなくインテルPTT)でWindows10 Pro搭載の場合は工場出荷時からBitLockerが有効になっている機種が多いはずです。ですので利用者がBitLockerが有効になっていることを意識していないケースが多そうです。

 たとえば、DELLのサポートページにあるような注意を前もって認識することは普通できないので、マイクロソフトアカウントを利用していれば何とかなりそうですが、ローカルアカウント利用だと思わぬトラブルが発生する危険性がありそうです。

 

 今回のケースのように、データ全消去でもいいのならWindows10のインストールメディアでクリーンインストールすれば、新規Windows10を使い始めることが可能です。

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