【windows10】もったいない精神でアップグレードすべき理由

2015/07/28[公開] 2020/01/24[最終更新]

windows10の公開日が2015年7月29日、いよいよ明日となりました。windows7(SP1)、windows8.1updateのほとんどのパソコン右下にwindows10予約アプリが出ていると思います。しかし、訪問サポートでお伺いしているお客様の状況を見ていると、すでに予約したよという方は、なかなか見かけないのが現状です。

それもそのはず、国内の各PCメーカーは自社の動作確認情報を出すまでアップグレードを申し込むのを控えるようにアナウンスしていたり、windows7はサポート情報を出さないのでアップグレードしないようにユーザー登録会員にメールで釘を差していたりしています。その他、金融機関や業務用ソフトベンダーなども、自社での動作確認の検証が済むまでは、windows10にはしないようにとの発表をしているところが多いのが現状です。この動作確認情報が出るまではアップグレードを控えて欲しいというのが、世間一般に伝わるとアップグレードは絶対にしちゃダメと変わるのが、日本語の不思議なところです。ネットを見ててもアップグレード阻止方法ばかりが目立つ理由です。

今回は、そんな保守的な意見や、アップグレードしない方が良いポイントは無視して、愛着のあるマイPCを壊れるまで長年使い続けたいなら、windows10にしたほうが良いという主張です。アップグレードするべきかの判断のひとつの要因の参考程度として読んでください。

ここでは、windows10の機能的は利点には触れていません。そこはMSのサイトを参照してください。

マイクロソフト|Windows の使いやすさはそのままに、さらにパワーアップ

https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/features

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とりあえず2025年までの延長サポートになる

現在わかっていることは、windows10にアップグレードすると2020年までのメインストリームサポートと、2025年までの延長サポートのライフサイクルになるということです。

マイクロソフト|Windowsライフサイクルのファクト シート

http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/lifecycle

windows7はすでにメインストリームサポート期間が終了して、残り5年の延長サポート期間に突入しています。2020年までの5年を長いと見るか、短いと感じるかは意見が別れるところでしょう。

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永久サポートも可能か

当初はwindows10はwindows最後のバージョンになり、メインストリームサポートが永遠に続くという情報もありましたが、MSの公式発表では以前のwindowsと同じ10年間のサポートとなりました。先のことはわかりませんが、この一年間の無償アップグレード期間にwindows10にしておけば、将来の新OSにもまた無償でアップグレードしていけるサイクルに乗れる可能性は十分考えられます。当然、機械的にパソコンが壊れない前提ですが。

XPの悲劇の再来を回避

2014年にXPの延長サポート終了の騒動で、長年愛着のあったXPパソコンを手放した。という方も多いと思います。それで新しいwindows7やwindows8のパソコンに買い換えて、なんで壊れてもいないパソコンを買い換えないといけないのかモヤモヤとした感情を抱いている方も多いと思います。windows10にアップグレードすることで2025年までは、あの悪夢の再来の心配が訪れることはなくなるのです。

PCメーカーの言うことを聞く必要なし

国内PCメーカーはwindows7からのwindows10へのアップグレードを保証していません。最悪サポート対象外とされてしまうでしょう。

だからといって気にする必要はありません。発売から6-7年でメーカーの修理サポートは受付終了となります。電話サポートにかけても買い換えを勧められるだけです。アップグレードしようがしまいがwindows7搭載PCは続々とメーカーのサポート終了になっていきます。詳しくは前々回の記事をご覧ください。

【Windows10アップデート】国内メーカーのwindows7搭載PCに対するMSとの温度差の理由

今のPCを壊れるまで使いたい

たかが機械といえども、長年使っていると愛着が湧いてきます。できれば壊れるまでは使い続けてあげたいと思うのは私だけでしょうか。私は現在でもXP搭載PCだったThinkPad X61やPanasonic CF-S8をwindows8.1にアップグレードして使っています。もちろんwindows10にもアップグレード予約申し込みをしています。

PCの性能向上の鈍化

パソコンの各パーツの性能は年々向上しています。しかしパソコン黎明期と比べれば、それほど劇的に変わらなくなっています。windows7と8.1と10で推奨スペックはほとんと変わっていません。上位機種のパソコンは年々性能がアップしていますが、OSの推奨ギリギリで作ってくる低価格帯パソコンの性能はそれほど変化がありません。

OSがすべてwindows10にできるなら、5年前の上位機種のほうが、現在の低価格PCよりも高性能だったりします。

家庭内PCの存在価値の変化

以前ほど、家庭でのパソコンの役割が変わってきているのではないでしょうか。以前は家族の皆が争うように、常に誰かがパソコンの電源を入れていたものが、現在は各自スマホで済ませることも増え、必要なときにしか電源を入れなくなってホコリをかぶらせてる家庭も増えていると感じます。

そんなパソコンに今回のwindows10への無償アップデートどうでしょう。久しぶりにパソコンを使いたくなるかもしれません。

だんだんと肯定するのに無理が出てきたので、この辺で終わりにします。

一年間の無償期間の猶予あり

無償アップデート期間が一年間あります。今すぐ予約して人柱となってアップデートしなくてもいいと思いますが、この無償期間にwindows10にできるならしておいて損はないと思います。

数カ月経てば、各社アップデートやドライバー更新でwindows10に対応できるところは対応しているし、各PCの動作確認情報も出揃っていると思いますので、それでアップデートするか慎重に判断すればいいと思います。

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