死蔵8Proプロダクトキーでwindows10のライセンス認証が通ってしまった

（2018.3.15追記）この記事はwindows10バージョン1511当時の内容です。バージョン1703（Creators Update）以降はwindows8のプロダクトキーは直接windows10のプロダクトキーとして利用できません。windows8.1を経由する必要があります。

　windows10のメジャーアップデートbuild10586が公開されたのと同時に、マイクロソフトからダウンロードできるwindows10のISOファイルも初めて更新されました。windows7/8/8.1のプロダクトキーでwindows10のライセンス認証ができるようになったというので、さっそくXP搭載PCだったThinkPad X61にwindows10をクリーンインストールしてみました。

　廃棄したPCで使っていた、windows8 Proアップグレードのプロダクトキーをテストで入れてみたら認証が通ってしまって困った。という内容です。全部自分の所有物を使っているとはいえ、ライセンス契約的にはグレーかもしれませんが、一度通ってしまったらどうしようもないという内容です。

マイクロソフト｜Windows 10 のディスク イメージ (ISO ファイル) のダウンロード

http://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10ISO

死蔵windows8プロダクトキー詳細

　2012年のwindows8発売時に、マイクロソフトのアップグレードキャンペーン価格3300円で購入した、windows8 Proアップグレードのプロダクトキーです。安かったのでいくつか購入した内のひとつ、Vista搭載ノートPCをwindows8にアップグレードして使っていました。

　そのPCはとっくに壊れて廃棄済みです。別なPCにwindows8 Proをアップグレードインストールして、このプロダクトキーでライセンス認証は通りません。最初にインストールしたPCを廃棄したら、そのアップグレードプロダクトキーも使えなくなる。それで納得できるかは別にして、こういうルールでした。

windwos10で認証してみた

今回windows10をクリーンインストールしたPCはコチラです。

　途中でプロダクトキーを入力して進めると、過去にwindwos10にアップグレード履歴があった可能性を捨てきれなくなるので、プロダクトキーは空欄でインストールを進めるのがポイントです。インストールが完了してネット接続された状態から、windows10を起動したら、 スタート－ 設定－ 更新とセキュリティ－ライセンス認証 を開いて確かにライセンス認証されていない状態でテストしました。

なぜかライセンス認証が通る

　死蔵プロダクトキーでライセンス認証が通らないのを確認してから、未使用のプロダクトキーでライセンス認証を通すつもりが、先に入れた死蔵プロダクトキーで認証が通ってしまいました。

再度クリーンインストールしなおしても

　一度ライセンス認証が通ってしまうと、もう一度HDDをフォーマットしてwondows10 Proをクリーンインストールし直しても、今度はインターネット接続したところで自動でライセンス認証された状態になってしまいます。

プロダクトキーを変更することができます

　こんなプロダクトキーでライセンス認証ができましたが、ライセンス契約的にはどうなのかは、私にはわかりません。マイクロソフトはwindows10に移行することを強烈にプッシュしているので、こういう仕組みなのかもとも思います。気になる方は、プロダクトキーを変更することもできます。私も、ここで未使用のwindows8 Proアップグレードプロダクトキーに変更しました。と、自己保身をして終わります。