Thunderbirdのプロファイルをドキュメントに移動したほうが良い理由

2018/03/05[公開]

thunderbird-256.e5af8f2b33f3

 PCを新規購入して、Microsoft Office Outlookがプリインストールされていない場合、メールソフトのThunderbirdを利用するケースが増えています。

 Windows10の場合、Thunderbirdのメールデータを保存しているプロファイルの場所を隠しフォルダーのAppDataから、ドキュメントフォルダーに移動しておいたほうが利点が多いという内容です。

 Windows10標準機能のファイル履歴をオンにするだけでバックアップを取れるようになったり、トラブル時に個人ファイルを保持したまま「このPCを初期状態に戻す」でメールデータが残るようになります。

 Thunderbirdの最新バージョン(52.6.0時点)で確認した内容です。

スポンサーリンク

デフォルトのプロファイル保存場所

 Thunderbirdのメールデータはプロファイルフォルダーにすべて保存されています。デフォルトの保存場所は、ユーザーフォルダー内の隠しフォルダー「AppData」に保存されています。エクスプローラーで開くときは %APPDATA%\Thunderbird\Profiles\ とアドレス欄に入れると開きます。

 Thunderbirdを立ちあげた状態から開くときは、キーボードのAltキーを押して出てくるファイルメニューから ヘルプトラブルシューティング情報 の画面から プロファイルフォルダーを開くボタンを押すと、プロファイルフォルダーが開きます。

プロファイルを移動する方法

 Thunderbirdを終了させた状態にして、エクスプローラーのアドレス欄か、ファイル名を指定して実行で %APPDATA%\Thunderbird\Profiles\ と入力して開いたProfilesフォルダー内のxxxxxx.default フォルダー(xxxxxx部分は固有の英数字になっています。)を、PCのドキュメントのどこかにフォルダーごと移動させます。

 Profailesフォルダーのひとつ上のフォルダー %APPDATA%\Thunderbird\ にあるProfiles.ini ファイルを編集して、Path=の行をC:\Usersから始まる絶対パスに変更して、IsRelative=1(相対パス)をIsRelative=0(絶対パス)に変更します。

thunderbird-4
xxxxx.defaultフォルダーをドキュメントにドラッグして移動します
thunderbird-5
Profailes.iniファイルを編集して、絶対パスで移動先を指定します

 以上でプロファイルの移動は完了です。Thunderbirdを開いて送受信データが以前のまま利用できれば成功です。

プロファイルを移動する利点

 ドキュメントにプロファイルフォルダーが保存されていれば、Windows10のファイル履歴のバックアップや、その他のバックアップソフトでもまずドキュメントフォルダーは必ずバックアップを取るはずなので取りこぼしが無いでしょう。

 Windows10プリインストールPCでは、トラブル時にメーカーサポートの案内で個人用ファイルを保持したまま「このPCを初期状態に戻す」を行う場合が増えていると思いますが、そういった場合でもThunderbirdのデータを残すことができます。

 デフォルトのAppDataにプロファイルが保存されている場合、個人用ファイルを保持したまま「このPCを初期状態に戻す」を行うとプロファイルフォルダーが消去されてしまうのは確認済みです。

 プロファイルフォルダーについては、Thunderbird公式のサポート情報を参考にしています。

スポンサーリンク

こちらの記事もどうぞ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です