PowerPoint 2019単体でインストールしたらWordとExcelがスタートから消えたトラブル

2020/05/27[公開]

2013のアイコンが消えたトラブル

 Microsoft Office 2013 PersonalがインストールされていたPCに、PowerPoint 2019を単体で購入してインストールしたらスタートメニューからOutlook2013もWord2013もExcel2013も消えてしまったというトラブルです。

 実際に見に行ったら、Office2013は消えていたわけではなかったのですがスタートメニューからアイコンだけが消えていました。Officeの修復で元に戻ったのですが、家庭向けPCをテレワーク対応にすることが増えて同じトラブルが起こるケースがあるかもしれません。

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以前のOfficeアイコンが消えた状況

 電話で聞いた話では、Outlookのメールデータが消えてWordとExcelもファイルが開かないというので、それは一大事だと駆け付けました。

 しかし、実際にPCを見てみるとコントロールパネルのプログラム一覧にMicrosoft Office Personal 2013はインストールされたままでした。

Office2013は消えていなかった
Office2013は消えていなかった

 トラブルの原因はスタートメニューに新しいOfficeのアイコンしかなくなっている事でした。スタートにあるアイコンからPowerPointはデスクトップアプリが開きますが、Word,Excel,Outlookのアイコンを開いてもブラウザーが開いてWEB版のOfficeアプリが開きます。

 ドキュメントフォルダーやデスクトップにあるWordファイルやExcelファイルを開けばWord2013やExcel2013が立ち上がりますが、このお客様はいつもスタートメニューからWordとExcelを開いていたので、いつもの使い方ができなくて困ってしまったようです。

スタートメニューには新しいOfficeのアイコンしかない
スタートメニューには新しいOfficeのアイコンしかない

 とくにOutlook2013を立ち上げるすべが無いです。Cortanaで「Outlook」と検索してもアイコンが出てきません。デスクトップにもタスクバーにもアイコンを出していなかったようです。スタートにあるOutlookを開くとブラウザーが開きOutlook.comのWEBメールが開いてしまいます。

OutlookはCortanaでも出てこない
Outlook2013はCortanaでも出てこない

Officeのクイック修復で直る

 スタートのOffice2013のアイコンを復活させた方法です。

 コントロールパネルのプログラム一覧から「Microsoft Office Personal 2013」の上で右クリック⇒変更 を選びます。

右クリック⇒変更
右クリック⇒変更

 Officeプログラムの修復で先に「クイック修復」を試します。Office2013の場合、クイック修復ではプロダクトキーを要求されませんが、オンライン修復ではプロダクトキーを入れてライセンス認証のやり直しが必要です。クイック修復は気軽に試せますが、オンライン修復は事前にプロダクトキー保管状況の確認が必要なので面倒です。

Office2016以降では、クリック修復でもプロダクトキーが必要な場合があります。

クイック修復を試す
クイック修復を試す

Office2013のアイコンが復活

 今回はクイック修復でOffice2013 PersonalのWord2013、Excel2013、Outlook2013のアイコンがスタートメニューに復元されました。アイコンをクリックしてちゃんと2013バージョンが開きます。Outlook2013のメールデータも消えることなく復活していました。

 PowerPointのアイコンだけはPowerPoint2019が立ち上がるのを確認してトラブル解決です。

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Office2013のアイコンが復活
Office2013のアイコンが復活

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