Let’s note CF-SZ5のM.2 (Type2280)SSD換装

2016/05/30[公開] 2023/10/06[最終更新]

 Panasonic Let’s note CF-SZ5(製品型番:CF-SZ5YMFVS)のSSDを大容量500GBに換装しました。購入時128GBのSSDではあっという間に容量不足になったということで、交換依頼で出張したのですが、いざ開けてみたらM.2 (Type2280)のSSDが内蔵されていたので、出直しで2回訪問となってしまいました。製品詳細はPanasonicのメーカーサイトをご覧ください

筐体を開けてSSD交換をした場合、PCメーカー保証期間内とはいえ保証を受けられなくなる可能性があることにご注意ください。

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換装手順

 バッテリーを外し、裏面のネジを全部外したら、角の方から内側のツメを外しながら少しずつ開けていくと、パカっと裏蓋を取り外すことができます。バッテリー側裏のところに、開封確認シールが貼ってあるので筐体を開けた証拠となりますので、それを承知の方以外はやめておきましょう。

ACアダプタとバッテリーを外し、裏に見えるネジを全部外します
ACアダプタとバッテリーを外し、裏に見えるネジを全部外します

 

封印シールを剥がしてフタを開ける必要があります。
封印シールを剥がしてフタを開ける必要があります。

 

裏蓋を開けた状態
裏蓋を開けた状態、DVDドライブ未搭載モデルなのでガランとしている

 

Sumsun
内蔵SSDは、Samsung製のMZ-NLN1280

500GBに交換

 内蔵されていたSSDは、Samsung製のMZ-NLN1280という製品でした。市販されていないメーカー卸専用SSDのため詳細は不明です。新世代インターフェースM.2タイプのSSDで、容量は128GB、サイズが22mm×80mmの規格ということしかわかりません。サイズが2280の製品が、M.2タイプのSSDの中では一番製品種類が多いので助かりました。

今回用意したSSD

 ご依頼主の予算と性能と在庫を考えて、今回用意したのはMicronのMLC採用の500GB、M.2 Type2280である型番CT500MX200SSD4というSSDです。アマゾンのレビューでも好評価だったのでコレにしました。

まったく同じサイズのモノでないと換装できません
まったく同じサイズのモノでないと換装できません

換装後のテスト

換装前後のベンチマークテスト結果
換装前後のベンチマークテスト結果(CrystalDiskMark)

 換装前と換装後のCrystalDiskMarkのテスト結果です。Readはほぼ変わらず、Writeに関してはかなり良くなりました。交換後のMLCタイプのSSDは、容量によりWriteの数値が良くなるので、単に容量アップの恩恵とも取れます。ともかく、Cドライブの空き容量不足問題が解消されて良かったです。

(2020/02/28追記)この記事をご覧になって、SSDを取り付けたけど認識されないというお問い合わせを数件いただきました。

この機種に搭載できるM.2 SSDはSATAタイプのみです。この形状では主流のNVMeタイプは認識されないのでご注意ください。

また、HDD搭載モデルの場合M.2スロットは搭載されていません。2.5インチSSDを使いHDDと換装する必要があります。HDD搭載モデルでの記事をアップしています。

(追記おわり)

“Let’s note CF-SZ5のM.2 (Type2280)SSD換装” への3件の返信

  1. さすがに基板型SSDでもExpress速度ではありませんね…。
    (2.5型のSATA-SSDと同等)

    自分のはメモリ増設不可(4GBの呪縛)+基板型SSD装着不可…。
    よく調べてから買えばよかったと思いました。

  2. M.2は、説明記事がすくな過ぎる。
    2022,09.現在、M.2は、ワカラナイ。

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