富士通ノートでバッテリパック制御のお知らせが出るようになる

2018/11/11[公開] 2019/01/21[最終更新]

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 数日前から、長年使っている富士通ノートPC(LIFEBOOK AH77/K)から「富士通からの重要なお知らせ」がデスクトップに表示され、「このパソコンに搭載されているバッテリパックはすでに消耗しています。お早目に新しいバッテリパックへ交換することをお勧めします。」というメッセージが出ています。

 Windows10をクリーンインストールしている場合、富士通機能拡張ユーティリティを追加インストールしないと、このメッセージを非表示にすることができなかったです。

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Windows Updateで自動配信されるようになった

 バッテリーパックの発火事故を防ぐために、バッテリーの経年劣化に合わせて最大充電量を少なく制御して安全性を高めるユーティリティを各PCメーカーが提供しています。

 2018年11月8日から、この富士通バッテリー充電制御ユーティリティがWindows Updateから対象機種に自動配信されるようになったようです。

富士通拡張ユーティリティも必要だった

 各PCメーカーも、このバッテリー充電制御ユーティリティを配信させるのが最近の時流のようで、私が使用しているメーカーではPanasonicのレッツノートも強制的にユーティリティをインストールするようにというメッセージが最近出ていました。

 年数が経っているバッテリーを使用している場合、こういったユーティリティをインストールしたほうが安心です。メーカー工場出荷時には当然インストールされていますが、途中でWindows10をクリーンインストールしたり、回復メニューから初期状態に戻した場合などでも、現在はWindows Updateから入ってくるようになっているようです。

 しかし富士通ノートでWindows10をクリーンインストールしている場合、バッテリー制御ユーティリティだけではダメで、富士通拡張ユーティリティもインストールしないと充電制御をコントロールできないようです。それが原因で、毎回×(バツ)でこの画面を閉じても、次回PC起動時に毎度メッセージを出し続けています。

 富士通ノートの場合、こちらの3つがインストールされているのが、バッテリー充電制御が有効になる条件になります。

  • FUJ02E3ドライバー…Windows Updateから自動配信
  • バッテリー充電制御ユーティリティ…Windows Updateから自動配信
  • 富士通機能拡張ユーティリティ…入ってない場合、手動インストールが必要

 富士通機能拡張ユーティリティは、こちらの富士通サポートページからダウンロードできます。

メッセージを非表示にできた

 富士通機能拡張ユーティリティをインストールするとバッテリー充電制御が有効になり、うちのPCはバッテリーが相当劣化しているようで最大充電量の65%までしか充電しない制御で使うこととなりました。

 それに伴い、このメッセージの一番下に 以降表示しない にチェックを入れるチェックボックスが現れて次回起動時以降このメッセージが出なくなりました。

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制御が有効になり、以降非表示を選択できるようになった

バッテリーを新品にする必要性は

 以上で、バッテリー充電制御を有効にすることができ、起動時の富士通からの重要なお知らせを非表示にすることができました。

 普段ACアダプターをつないで利用しているノートPCならば、バッテリーが劣化してようが発火事故のリスクを抑えて使用すれば問題ないと思います。

 バッテリーを新品に買い替えるのがベストですし、このお知らせを読むとバッテリーを買い替えないとダメなのかと思い込んでしまいそうですが、年数経ったPCのためにバッテリーを購入するなら、その費用を新規PC購入に充てたほうが有意義な場合もあるでしょう。

新品バッテリーにしても

(2019/01/21追記)純正バッテリーを新たに購入したのに65%で充電が止まるのが続くという、残念な現象が起こる場合があるようです。(コメントで報告いただきました。)

 可能性として、市場流通過程で長年在庫として保管されていたバッテリーの場合、「バッテリー充電制御ユーティリティ(アップデート)」が制御が必要なバッテリーと判断するのかもしれないようです。

 購入するバッテリーの製造年月日が確認できればいいですが、それは難しいです。古いPCになればなるほど、オプション商品のバッテリーも在庫品限り(つまり残り物)である割合が増えるということです。さらに、バッテリーが新しくてもPC本体側の故障で充電ができていない可能性もあります。

バッテリー充電制御ユーティリティ」や「FUJ02E3ドライバー」をアンインストールしても、Windows Update経由で何度でも復活するわけですから、ACアダプター利用がメインの場合は65%の安全マージンを十分に取った状態で利用し続ければ問題なしです。無理してバッテリーを購入する必要はありません。

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10 Replies to “富士通ノートでバッテリパック制御のお知らせが出るようになる”

  1. 当たらしいバッテリーパックに交換すると満充電量は100%に復旧するということなので、純正の新品パックに交換しましたが、100%充電(80%も)にはならず65%制限されたままです。原因は何でしょうか?

    1. 天羽さん、バッテリーを新品にした場合はコントロールパネルから「バッテリー充電制御ユーティリティ」をアンインストールするのだと思います。
      その後の再起動で「バッテリー充電制御アップデートツール」が表示されなければ新品バッテリーと検知されたということなはずです。
      劣化バッテリーで再起動すると「バッテリー充電制御アップデートツール」が表示されるはずです。

  2. iktさん

    ありがとうございます。
    「バッテリー充電制御ユーティリティ」をアンインストールしてみましたが、再起動で「バッテリー充電制御ユーティリティ」が表示されツールのダウンロードが始まりました。ツール実行すると同じ結果(65%)です。バッテリーユーティリティで80%充電モードにしても再起動すると65%に戻ってしまいます。
    復旧は無理みたいです。すでに新品ではなくなったということでしょうか。
    富士通の説明は理解できませんね。

  3. iktさん

    FMVサポートセンターからの回答が届いたので紹介します。

    —————-
    バッテリについて、お問い合わせをいただいております。

    お知らせいただいた内容から、ご購入いただいたバッテリに
    交換後も、消耗している旨のメッセージが表示される状況と存じます。

    現時点で原因の特定は困難ですが、交換されたバッテリが
    長期間流通していた可能性が考えられます。

    この場合、[バッテリ充電制御ユーティリティ]により、満充電量が
    制御され、上述のメッセージが表示される場合がございます。
    恐れ入りますが、なにとぞ、ご了承ください。

    なお、バッテリ充電制御アップデートが適用された環境では、
    バッテリが消耗している場合、充電制御機能によって、
    バッテリ内部の圧力の上昇が抑えられます。

    アップデートの適用により、安全性を高めた状態となっているため、
    常にACアダプタを接続して、パソコンをご利用の場合は、このままの
    状態でご利用いただいて差し支えございません。

    1. 天羽さん、情報ありがとうございます。
      古いパソコンは、バッテリーも在庫品の棚の奥から出してきたものという可能性が高くなるということですか。
      メーカーにそう言われたとバッテリーを返品できるなら、そうした方が良いと思います。
      この記事の追記内容を変更しました。

  4. 初めまして。

    母のPCが古い富士通の中古ノートPCで、この記事が役立ちました。
    法人向けPCの場合も、リフレッシュして発売する場合、
    「富士通機能拡張ユーティリティ」が消えることがあるようです。

    私の母はずっと電源につなぎっ放しなので、電池はいらないのですが
    火災・爆発もよく聞くようになりましたし、本当に助かりました。
    ありがとうございます。

  5. 素晴らしい記事をありがとうございました。
    私の知識ではどうしても消えなかった起動時の画面がやっと消えました。
    本当に本当に助からました。
    中古で買いましたが私にとってはとても頑張って買った大切なパソコンでした。初めての立ち上げから困っていましたが親切な方がいてくれて感謝しています。

  6. Windows10をクリーンインストしてWindowsUPdate後にメッセージが出始めた時点で、タスクマネージャーのスタートアップで「FUJITSU Battery Check Tool」と「バッテリ充電制御アップデートツール」を無効にしたら、メッセージも表示されなくなり、100%まで充電できるようになりましたよ。設定してから2日経過し、数回の再起動、WindowsUpdateを試しましたが、現在もメッセージ表示無で60%以下になってからも100%まで充電できています。

    1. コメントありがとうございます。
      この記事は安全マージンを確保してバッテリー制御された状態のまま、メッセージを出さないようにする方法です。
      事故発生の確率は低いとはいえ、万が一が起こるのは避けたいのです。

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